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剣太郎 外山

秋の養生について

漢方では、秋の三ヶ月を「容平」と言います。

容平とは、地の気がはっきりしてくる中で万物が成熟し、容(かたち)が平定するということを意味しています。


具体的に、

「容」は美容、寛容の容で、心豊かにゆったりとしておおらかで悠然とくつろぐような気分でいることを意味しています。

また「平」は、穏やかに自然であること。イライラしたり心をゆらしたり、囚われたりすることなく自然の気や大地の恵みとともに心身を健全に保つことを意味しています。


一言で言うと


「自然には逆らうな」ということです。


陽の気が盛んな夏が終わり、立秋(2023年は8月8日でした)から陰の気が少しずつ増えてきているにも関わらず、同じペースで外に向かってエネルギーを発し続けると、体内のエネルギーが枯渇してきます。そうするとイライラしたり心が何かに囚われたり、不安になったりと症状が出てきます。


だからこの時期は、気持ちを内側に向けるように意識しなさいと古来の人々は私たちに伝えてくれています。


わんこも同じです。この時期は普段よりもゆったりとのんびり過ごさせてあげることを意識して下さい。


そのためには飼い主さんがゆったりとのんびり過ごすことが必須ですよね。


そんなあなたを見て、わんこも安心してのんびりそばにいるはずです。








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