ワンコの「無駄吠え」のご相談はとても多いです。
今も1歳に満たないポメラニアンがトレーニングを頑張っています。
ファニーピーは、そんなご相談をドッグトレーナーである妻とホリスティックカウンセラーである私が連携して対応しています。
今回はその「無駄吠え」についてお伝えしたいと思います。
そもそも「無駄吠え」の”無駄”という言葉は、誰目線でしょうか?
答えは、飼い主様目線ですね。
飼い主様がワンコの吠える行動を”無駄”だと決めているのです。
本来、自然界において無駄な行動をする動物はいません。
せっかく摂取したエネルギーを無駄に消費するメリットはどこにもないからです。
それでは、なぜワンコは吠え続けるのでしょうか?
その理由は「行動」と「栄養」に関わってきます。
まずは「行動」の面からお伝えします。
吠えるという行動で、ワンコはある学習をしました。
例えば、吠える→ゲージから出してもらえた(吠えることで嫌なことがなくなった)
吠える→おやつをもらえた(吠えることでうれしいことがあった)
ワンコは学習した通り、また吠えます。だって吠えたらいい事があるからです。
なので、ワンコからすると決して”無駄”ではないのです。
「栄養」の面からもお伝えします。
前述した学習行動の通り、いい事があるまで吠え続けます。
吠えるということは、エネルギーを消費します。
ですが、ワンコはいい事が起こるまでエネルギー消費を犠牲にしているのです。
ここで特に消費するエネルギーの源は「タンパク質」です。
もし与えているドッグフードのたんぱく質があまり良質でなかった場合どうなるでしょう。
ワンコのエネルギー(タンパク質)が枯渇してしまいます。
そうすると今度はイライラして吠えます。
ついに、
あれ・・・?なんで吠えてるんだろう???
これが、「無駄吠え」のメカニズムです。
「行動」と「栄養」面の両方が関係していることがわかってもらえたと思います。
ファニーピーは、ワンコの「無駄吠え」などといった問題行動に対するご相談をいつでも
受け付けています。お気軽にご連絡下さい。
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